(#006 新刊書『”新しい文明”」を築こう』がスゴイ!?)
おはようございます、内田です。
8月を終えたばかりで、
毎日、暑い日々・・・なはずが、
お店に入るとどこもかしこも、
冷蔵庫のような寒さで、
上着と、レッグウォーマーが欠かせません。
僕の店内フル装備は、
冬場と違いが分からないほど・・・。
(かなり暖かそうな格好です)
とはいえ、、
野外を歩くときには、
さすがに半袖です。
とまあ例外はありますが、
古来、日本人は、
春夏秋冬の季節の移り変わりに合わせて、
衣替えをしてきました。
というか、
そうしないと、
生きていけなかったのです。
100年も遡れば、
冷暖房完備の施設は、
どこにもないので、
快適な住まいは、衣服の調整とセットでした。
もっと言えば、
寒い時期に身体を冷やす物を食べるのは自殺行為で、
食べ物も同様に考えていく必要がありました。
だから、衣・食・住が生活の基本と言われ、
これがないと、
生きていけないのが当然の環境だったのです。
では、
服装は季節に合わせているだけか?
というと、それだけではありません。
年齢を重ねるにつれて、
サイズも変わるし、似合う服も変化します。
また、仕事や好みによっても、
変わります。
1年前は、大のお気に入りだったのに、
今は全然着ていない。
という服はないでしょうか。
3年前だったら?
5年前だったら?どうでしょうか。
服はいつのまにか、変化しているのです。
でも、自分の成長を実感することが難しいように、
身なりの変化を自覚するのも難しい。
僕は、高校1年生のとき、
仲の良い友人たち
そしてその彼女たちと
ショッピングモールでへ出かけました。
工業高校に通っていて、
女性との接点が少なかった僕は、
それなりに必死に考えて(?)服装を選びました。
当時の本気セレクトは、
PUMAのジャージでした(笑)
つい最近なら、最先端の流行だったかもしれませんが、
当時は、ショッピングモールのお出かけには、
不似合いだったようで、笑われた記憶があります。
まあ、
その当時の是非は置いておくとしても、
成長に伴って、服装も変化するのは、
ほとんどの人に当てはまるもの。だと思います。
会社員になってからは、
毎日、スーツで出社していましたが、
やはり気が引き締まります。
「一流は靴で分かる」なんていいますが、
あるご婦人は、男性を靴で判断するそうです。
お寺では、
その法衣によって、階級の区別がされていました。
昔から人々は、
心持ちが装いに現れるとして、
また
装いよって、心をコントロールしようともしてきました。
同様に、
書籍の「装丁」も作り手の心を現すことに一役買っています。
つまり、装丁から、
作り手の心を汲み取ることもできるのです。
今回、
新刊書 『”新しい文明”」を築こう』の装丁がスゴイ!
という内容で、ラジオを収録しましたが、
見た目というのは、
こだわりすぎて囚われてしまうと、
窮屈を感じることもありますが、
丁寧に想いを表せば、
それだけで人の心に、
ぬくもりとか、爽やかさなどを、
育てることができると思います。
そういう視点で、自分自身の装丁。
つまり、身なりを見詰めてみると、
新しい発見があるかもしれません、
ここ10年くらいの自分の写真をみて、
服装や髪型、髪色、メイクなど、
身なりの変化を調べてみてください。
今の自分のことがより分かると思います。
あまり変化していなければ、それもまた発見に繋がります。
起電力のコツは、自己理解なので、
心の傾向を知ることは、
毎日を明るく生きることにも繋がってくると思います。
今日もありがとうございました。