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#001 行き先に迷ったら原点に聞く|コロナ時代の明日の歩き方

(SundialRadio#001 原点を振り返ろう)

今回のラジオでは、

「なぜ生長の家にいるのか、どうして続けているのか」

を、問いかけました。

これは本質的には、誰にとっても重要な問い、
だと思います。

言い換えると、

「私は今、なぜここにいるのか」

です。

さっき、コンビニで会計をしていて
「この人は、どうしてコンビニで働いているのだろう」
と考えていました。

東南アジア系の顔立ちで、
なんとか日本語を話している様子だったので、
日本生まれでは無さそう。

一時的に日本に来ているのか、
それともずっと日本に居るつもりなのか、
家族のための出稼ぎなのか、
自分の夢のためなのか、留学なのか、

生きている以上は、
それが時の運のような経緯だったとしても、
そこにいたる理由があったはずです。
 

なのに、私たちは原点を簡単に忘れます。

両親を喜ばせたくてはじめた仕事、
でも、仕事に熱中するうちに、
両親からは心配されるようになる。
そんな両親に苛立ちを覚えて、実家を出る。

一人暮らしをはじめたものの、
何か物足りない。
何のために働いていたのか、この成果は誰のためなのか。

迷いが迷いを呼び、
迷宮路の入り口に自ら鍵をかける。
ということになってしまいます。
 

だから、原点を振り返るということが、
非常に重要になってきます。

特にこのコロナ期、
「何か自分にできることはないか?」
なんてことを考えていると、

あれもできるし、これもできる、
と考えていくうちに、
可能性の洪水に溺れてしまいがちです。

あの人に出来ていることは、
努力しだいで自分にもできるはず。

周囲が頑張っている様子をみると、
「自分も何かしなければ・・・!」
と、気持ちをかき立てられます
 

そうやって、
頭の上にグルグルとハテナマークを
浮かべて回しているうちに、
何をするでもなく、

時間は過ぎていくという経験は、
一度や二度ではないはずです。

まず行動をしてみることは、とても大切なことです。
動いてみないと見えないこともたくさんあります。
分からないことを悩んでいても、
それこそ前に進みません。

ですがその前に、その最中に、
周りの仲間や家族、大切な人たちと、

「自分はなぜここにいるのか」
「何を思ってきたのか」

と語り合う時間をとってみては、
いかがでしょうか?

私の原点ってなんだろう。
周囲の人と共有してみてください。