早起きできるようになりたかった。
「私、起きれました!!」
初めてさんらじに参加してくれたゲストが、
と嬉しそうに話してくれました。
早起きは、良いことだ。
というのは、
ほとんどの人が思っていることだと思います。
そして、同時に、
「できれば早く起きたいな」
と、考えているはずです。
それは、今に始まった話ではないはずです。
「早起きは三文の得」という言葉があるくらいには、
昔の人も、早起きに賛成だったみたいです。
(三文ほどの得にしかならない、という見方もあります)
とはいえ、例外もあるのかもしれません。
すべての人が早起きをすべき。とまでは言えないし、
最近の研究では、朝型・夜型というのは、
351個の遺伝子によって決まる。なんて話もあります。
だからこそ、
大切だと思うことは、
私たちの意志、願いを強く持つことです。
早起きが良いとさえる理由の一つに、
自然のリズムがそうだから。
という考え方があります。
どういうことかというと、
暗くなったら寝て、明るくなったら起きる
というのは、原始時代には自然なことだった。
だから、私たちのDNAには、
そういうシステムが組み込まれているというのです。
でも現代は、24時間営業だったり、
スマホのゲームなどで、
真夜中にもできることが沢山あるから、
人間本来の生活が不規則になり、乱れている。
だから、
自然のリズムに従うことが最も身体に負担がない、
というのです。
それは確かにそうだよなと思いますが、
ひねくれて考えると、
原始時代に、いつなんどき鋭い爪や牙を持った、
ケモノに襲われるか分からない状況下で、
しかも!特に視界が悪くなる夜に、
安心して寝られるのかと疑問にも思います。
現代ほど、寝室は整っていなかったはずです。
(寝転ぶことさえ難しかったかも)
もし僕が原始人の立場だったら、
長時間一定の場所に留まっているのはリスクだから、
夜は仲間と交代でほどほどに寝て、
昼間に視界の良い場所で、睡眠を取って、
1日の中で、いかに命を守って睡眠を取るか。
ということを考えると思います。
こういうことは、研究によって、
ある程度、解明されていることですが、
別にそれを調べるつもりはなくて、
研究ってあくまで現時点のことで、
新しい発見があれば、更新されるし、
例えそれが分かっても、
生活に生かすことができることが大切です。
原始人(私たちの遺伝子が私たちに与える影響)が
どう生きていたか、ということ以上に
“私たちがどう生きたいか?”
ということを意識した方がよいと思うのです。
例えば、自然のリズムを重視するなら、
夏と冬では、朝日が昇る時間が違うのだから、
冬には遅く起きた方が自然の摂理に従っている、
と考えることができます。
サマータイムはそれを制度化したものといえます、
たしかに、僕の体感としても、夏より冬に起きる方が難しい。
でもだからこそ、色々工夫をして、
冬も夏と同じ時間に起きられるようにすると、
忍耐力が高まるというか、
自分をコントロールできている実感を持つことができます。
早起きして、何かをするということ以上に、
毎日変わらずに起きている。
という事実が、
「何かをやり遂げたい」と思った時の継続力として、
活躍してくれたりするのです。
結局のところ、
早起きが必要かどうかは、
その人の生活環境や目指す未来
によって変わってくるのです。
さて、ここらへんで、一度、
早起きを続けるコツにも触れたいと思います。
それは、
「朝に必要とされる人になる」
ということです。
もしあなたが、朝を苦手だと思っているなら、
きっと、<朝>もあなたを苦手だと思っています。
自分を苦手だと言っている人に、
自ら歩み寄ろうとはなりづらいのです。
人間ではなありませんが、朝だって例外じゃないと思います。
もう少し、違う言い方をするなら、
朝が苦手だという思いは、朝に対する抵抗感です。
起きた瞬間、
いかに朝起きたくないのか、ということを
必死にグルグルと考えるのです。
誰かを嫌いになると、
他の人がやっても気にならないことでも、
その嫌いな人がやると、気に入らないと感じるのです。
そうやって、どんどん早起きが遠ざかっていきます。
それなら、
<朝>に、好かれるようになったらいいのです。
どうしたら、
<朝>に喜んで出迎えて貰えるのだろうか、
ということ色々と考えてみるのです。
例えば、
「朝にこんなことをしよう」と計画することは、
<朝>にとって、自分が必要とされて嬉しいはずです。
もし、夜遅くまで起きていたら、
<朝>は、あなたが<夜>とばかり仲良くすることに、嫉妬するかもしれません。
朝起きるメリットばかり計算していれば、
<朝>は対価を求めるあなたに対して、
それなりの対価(起床への抵抗)を求めるかもしれません。
あなたが、誰かのことを思い、その人たちのために、
起きて何かをしたいと願うなら、
<朝>はそんなあなたを応援したいと思ってくれるはずです。
そんな風に心を向けていけば、
時に、孤独な戦いとも感じられる早起きが、
もう少し温かいものになるのかなと思います。
そして、早起きをするあなたを、
<朝>は、早起きをする仲間へと繋げてくれます。
仲間が増えていくと、朝起きることが、
どんどん楽しいことになっていくはずです。
ぜひ、<朝>との関係修復から、
はじめてみてください。
ラジオもぜひお聴きください!
https://anchor.fm/sundialradio/episodes/108-ei9nmi
【1月1日㈯】ふりたま
所作について考えてみました。
美しい所作とは?どうやったら身に付けられる?
#SNI #所作 #ざっくばらん
<阿部、内田、芳田、谷本、三尾ゆ、三尾ち>